◆今週7/27-31為替相場見通しです。先週はNYダウが4日続落となりました。米企業決算が続く中、ドル高と中国景気減速懸念により強気な見通しは立てずらくなっています。資源・エネルギー価格の下落も重し。米国にとってはあまり良いニュースの無い中で利上げに向かっていくことになりそうです。未だ年内は予定通りに利上げ出来る可能性は高いものの、来年以降はダウが大きく下げれば直ちに利上げが頓挫するでしょう。最悪の場合には米国でも利下げ観測が浮上することになります。為替市場ではドルは膠着状態、目立っているのは商品安を受けた資源国通貨の下落です。豪ドル円も正念場になってきており、高金利通貨狙いはもう潮時でしょう。豪ドル円やNZドル円はアベノミクス相場の前半で買うべき通貨ペアだという事です。イベントでは29日夜中FOMCと米GDPを中心に経済指標を確認していくことになります。FOMCは夏休み前に利上げ時期に関して大きなヒントを与えてくる可能性は低いものの、市場の反応は良く見ておきたいと思います。
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