◆20日の東京市場は休場。NYダウは13ドル高で18100ドル、ナスダックは史上最高値を更新しています。為替市場ではドルじり高で高止まり、ドルインデックスは98.16へ上昇。商品が軟調。市場ではギリシャ問題を通過、上海株の混乱も収まっておりドル高+株高のリスクオンへ戻っています。これに伴いボラティリティも低下傾向。株もドルも高値圏にあるものの、リスク要因は無くじりじりとリスクオンの流れが続きそうです。2015年前半はやはり日経平均が良いパフォーマンス。NYダウは上昇しなかったもののなんとか高止まりを継続、独DAXは乱高下したものの高値圏を回復しています。この先はドル高+株高のリスクオンがどこまで続いてどこでトレンド転換するかだけを見ていくことになるでしょう。国内でもGPIFがポートフォリオ変更をほぼ終え、次のクジラにバトンタッチしています。言葉では「プラスマイナス9%の増減をコントロールできる」と言いますが、GPIFが国内株34%まで買い上げてくる(高値追い)など考えられません。どこかの段階でこのポジショントークから降りる必要があるでしょう。その見極めのみがテーマです。
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