◆今週7/13-17為替相場見通しです。また合意期待が高まっていたギリシャ支援協議は結局チプラス政権が国内外から信用を失う結果となり、提出してきた年金削減や増税に関して「15日夜までに法制化求める」という決着となりました。これにより3週連続の窓開けスタートになっていますが、東京時間はやはり上海株に注目が集まりそうです。これが落ち着いて来れば日経平均も下げにくくなるかもしれません。欧米時間には今週もギリシャに注目が集まるでしょう。大詰めの大詰めの大詰めに至っても合意できないギリシャ支援協議ですが、ドイツ・フィンランドなどの強硬派に対し、フランス・イタリアなどの穏健派は不信感を募らせていることもあり合意に向けて前進していることは間違いなさそうです。28か国首脳会議は結局中止、これがギリシャの離脱について話し合うような雰囲気があっただけに最悪の結果とはならなかったと言えます。ギリシャでは13日再開予定だった国内銀行やアテネ証券取引所も再開できそうにありません。合意するまではチプラス首相に裏切られた反緊縮派のデモや暴動、銀行破たんなど色々と起きそうですが、あと1週間程度で収まりそうです。
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