◆8日の上海株は4割以上の企業が取引停止となり、動いている株や日経平均に売りが集まりました。ギリシャに関しては協議を継続中で日経平均も2万円を保っていましたから今回の下げは中国が要因でしょう。上海株は先週までにすでに5000ポイント台からすでに大幅下落を続けていましたが、これが商品価格に波及したあたりから株式市場でのポジションクローズに波及して行きました。運の悪いことに上海で4割以上の企業が取引停止した同じ日でNYSEでもシステムトラブルが発生、3時間以上取引できない状態になりました。本日寄り付き直後の日経平均は先日の下げと合わせて2日で1000円以上下落しています。19200円台を見に行ってますが、そろそろ調整は一巡してくるでしょう。その後は弱い戻りのま週末のギリシャに関する最終判断待ちとなりそうです。これだけマーケットが混乱するなかでギリシャ切り捨てとなると市場にとっては迷惑ですが、リーマンショックでも政治はそういった判断を下してくることが稀にあります。支援延長に合意できればリスクオンでの週明けになりますが、ドル円も日経平均も先週までの価格にすぐに戻ることはないでしょう。
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