◆23日のNY市場では、パウエルFRB理事が9月と12月年内2回の利上げを示唆→ドル買いで反応する場面がありました。パウエル理事は9月利上げの確率は半々と言っていますが、余程の事が無い限り9月に利上げを開始すると見て良いでしょう。FRB理事の発言であることから利上げへの地ならしをスタートしていると見て良さそうです。米利上げに関しては予想通りの展開ですが、投資家にとって予想外だったのはギリシャ進展でユーロ売りとなったことでしょう。普通に考えるとギリシャ進展=欧州株高+ユーロ高のイメージですが実際には欧州株高+ユーロ安でした。1.13-1.14で合意期待で買った向きの投げも出た印象。2015年相場は1月に大荒れとなって以降は5か月間なんのリスクも顕在化せず平穏な相場が続きました。ショックゼロの5か月です。やはり相場が荒れてこないと差益は狙いにくいですね。それでもマーケットはいずれ必ず大荒れとなりますのでチャンスを待ってポジションを取るのみです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。