◆来週6/22-26為替相場見通しです。先週18日に開催されたユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援に関してまったく進展なく、22日に前倒しとなったユーロ圏緊急首脳会議に関心が集まっています。明日大きな進展が見られないようだとギリシャは月末にまとめ払いとしているIMFへの返済が出来なくなる見通しです。進展がなければ火曜以降はデフォルト懸念が高まりそうです。そんな不安定な相場環境でありながらもユーロは売られていません。デフォルト後に暴落となれば買いで構えていたほうが有利かもしれません。その他、上海株の急落も市場参加者の関心を集めています。欧米で経済指標の発表は続きますが、まずは22日にギリシャ支援協議がどうなるのか確認しないことには結果待ちで動けないでしょうし、これを通過してから考えるしかありません。ギリシャのデフォルトが短期的には通貨ユーロにネガティブでも、中長期では必ずしも売り材料とはならないでしょう。そのあたりは結果判明後の値動きを見て判断するしかありません。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。