◆18日のNY市場では、米5月消費者物価指数+0.4%(予想+0.5%)、コア+0.1%(予想+0.2%)、米新規失業保険申請件数26.7万件(予想27.7万件)、米6月フィラデルフィア連銀景況指数15.2(予想8.0)を受け株式市場が堅調に推移しました。ダウは180ドル大幅高、ナスダックは史上最高値を更新しています。利上げに強気になりきれないCPIの結果と予想より良い新規失業保険申請件数に加え、ポジティブサプライズとなったフィラデルフィア連銀景況指数を受けての株高となりました。ギリシャに関しては進展なく22日ブリュッセルで緊急首脳会議へ持ち越されています。ユーロ相場はギリシャ関連にほとんど反応無く、投資家もこのやりとりにうんざりしてきています。そんな中でギリシャ銀からは預金流出が加速しており、これをECBがフォローしながら30日に迎えるIMFへの支払いをどうするのかに少し注目が集まっています。今週はFOMCで少しドル安になった以外は何もない1週間でした。本日は日銀黒田総裁が15:30~会見を予定しています。すでに円安牽制発言を否定しており、同様の内容となるでしょう。ドル円のサポートラインは122.50レベル。
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