◆10日は衆議院財務金融委員会での黒田発言「さらなる円安ありそうにない」を受けドル円・クロス円が急落となりました。ドル円は124.60付近から122.46まで2円超の急落となっています。これに対し甘利大臣は「趣旨が曲解された」と発言しています。昨日の発言が円安牽制だったのか牽制では無かったのかは不透明ですが、当面ドル円は126円を超えて買い上げるのは難しいでしょうし、極端に円高になっていく需給環境でもありません。またレンジに入ると見るべきです。レンジ上抜けの122円レベルは意味のあるサポートラインになるでしょう。売っていたドル円はすべて一旦利食いました。欧米時間にはドル安とギリシャの合意期待が高まったことを受け欧米株価が大幅高となっています。NZドルは利下げを受け急落となりました。今晩は米5月小売売上高に注目が集まります。結果次第で来週のFOMCへ思惑が出てきそうです。投資戦略は変わりません。
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