◆4日の欧米市場では、5日にIMFへの支払いを控えたギリシャ支援協議に注目が集まりましたが結局合意できずにIMFへの支払は「月末まとめ払い要請」となりました。ここ数日独国債売り→独金利上昇で買われていたユーロは反落、独DAXやNYダウは大幅に下げています。独DAXはチャートを見ても良くない足型になりつつあります。ドル円は123円台後半が底堅く揉み合い→米雇用統計待ちとなっています。事前予想では米5月非農業部門雇用者数22.5万人増、米5月失業率5.4%となっており、市場参加者のバイアスはやや上方向(良い結果)に傾いています。ギリシャは月末まとめ払いを要請したことで、合意の見通しが立っていない可能性が高くしばらくこの「どっちつかず」の状態が継続しそうです。いずれにしても今晩は米雇用統計が中心で9月利上げ観測が高まるか失速するかで米ドル中心の相場になるでしょう。良い結果であればドル円は126円近辺、ユーロドルは1.10割れくらいまでドル高が進むイメージです。
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