◆7日に行われた英総選挙ではキャメロン首相が率いる保守党が完勝となりました。事前予想でかなり拮抗しているとの不透明感は払しょくされポンドは買いで反応しています。市場は今晩21:30に発表される米雇用統計に関心が移っていますが、予想を下回る指標が目立つ米国では「6月利上げ観測」は完全に消滅していることから良くても悪くてもそれなりの反応となりそうです。今月は英総選挙や米雇用統計以上に未だ合意できていないギリシャの支援協議が材料になりそうです。ドイツ国内世論からもドイツ側の妥協は考えにくく、ギリシャがどこまで妥協できるかがポイントになりそうです。12日以降の支払いの懸念から「ギリシャデフォルト懸念」がどこまで高まるか注目しておきます。まずは今週末と11日ユーロ圏財務相会合で合意に至るのか良く見ておきます。
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