◆5日のNY市場では、米貿易赤字514億ドルへ拡大したことを受け「株安+ドル安」で反応しています。RBAは過去最低の政策金利2.00%へ利下げを発表したものの豪ドルは堅調、WTI原油60.40ドルと60ドル台を回復すると対円でも対ドルでも買いが優勢→そのまま高値圏でクローズしています。トレードではユーロで負けてから非常に悪い流れが続いていますが、豪ドルでは勝たなければならない場面、予定通りに売ってまずは月末の価格を確認する方針です。豪ドル円は経済指標の悪化でも下げず、株安でも下げず、利下げでも下げないという非常に地合いの強い展開です。当面は上昇傾向と見ておきます。ユーロは予想どおり買戻し一服から方向感が無くなっており、ギリシャ債務交渉を見守る展開となっています。為替市場でのリスク回避行動が定まっていないことや、株や金利との相関が崩れていることで「難解な為替市場」という環境が長期化しそうです。
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