◆28日の為替市場は「ドル全面安」となりました。前日に続き積み上げてきたドルロングポジションを閉じる動きとなっています。ギリシャは当面デフォルトしない見通しで5/11に決裂しない限りは極端に不安が高まりそうにありません。米国でも冴えない経済指標の連発にドル高懸念も浮上しており、米利上げ観測がかなり後退しています。日欧と米国の金融政策の違いをテーマに買い進めてきたドル高が一旦限界点を迎えたのかもしれません。他では豪ドルの強さが際立っていました。対円でも対ドルでも200ポイント弱まで上昇、豪ドルは短期筋は相当売っていたのかもしれません。ドルロングの解消で大きく上昇しています。また月末絡みで買い需要もあったのかもしれません。豪ドル円は大陽線で高値引けをしましたが、高いところでまた方向感なく揉み合うイメージで見ておきます。今晩は夜中3:00FOMC声明、明日は日銀会合に大注目です。
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