◆3日21:30に発表された米3月雇用統計は、非農業部門雇用者数12.6万人増(予想24.5万人増)、失業率5.5%(予想5.5%)、平均時給+0.3%、労働参加率62.7%(前回62.8%)となりました。また1、2月分の非農業部門雇用者数は下方修正。目立ったのは非農業部門雇用者数12.6万人増のネガティブサプライズで、2013年末以来の低い伸びとなりました。結果を受けて為替市場では米利上げ時期後退→ドル安で反応しています。直近の米経済指標は弱いものが目立っていることで、ドル高による企業業績悪化懸念から決算への警戒感が高まりそうです。市場では6月利上げ消滅という報道が出て来ることが予想されますが、FRBの利上げ時期にはほとんど影響はないでしょう。トレードではドル安で跳ねあがったところをユーロドル・豪ドル円で軽く売ってみましたが、小反落したのみで閑散→閉店となってしまいました。上髭を作るには非農業部門雇用者数が「悪過ぎた」という印象です。週末ギリシャ問題の進展があるかとイースター休暇明けの値動きに注目しておきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。