◆20日の為替市場は「ドル全面安」となりました。18日FOMCでドル全面安→19日ドル全面高→20日ドル全面安と日替わりの展開になりましたが、ドル高トレンドのなかで買えなかった参加者のドル買いが入って以降は買い切れない状態になって引けています。FOMCメンバーの金利見通し大幅引き下げ1.125%→0.625%が効いた格好です。当面のドル相場は「日欧緩和VS米利上げ」の構図は変わらないものの、これまでのような勢いでは買い切れない展開が続きそうです。ドル円以外のクロス円はドルストレートの動向に左右されたものの、概ね円安方向となりました。日米独株式市場が引き続き堅調で、利上げやドル高に過剰反応しそうになっていた米国株もFOMCでその懸念が冷やされたことにより堅調さを取り戻しています。20日は「付き合わないほうが良い相場だった」と言えるでしょう。
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