◆12日のドル円相場は夕方に120.29→118.73まで約10分で暴落する場面がありました。日銀内部から追加緩和が逆効果との情報を受けて円が急激に買い戻されています。ブログや動画でも申し上げてきた通り原油価格が半分になった影響も受け年末年始あたりには政府・日銀は「円安を進めない方針」へ転換しています。理由はせっかくだから原油安メリットを享受したい事と、円安物価高による消費低迷を避けるためと何度も発言しています。この方針転換は「重要」と申し上げて来ましたが、ほとんどニュースにはならずに海外勢は未だに物価目標2%が遠のいていることから「追加緩和ある」とみている参加者が多くいました。それでもGPIFを中心とした年金筋の「円売り=外債・外国株買い」や日米金融政策の違いという強力な円安材料があるため直ちに円高とはならないでしょう。あくまでも円安のスピードが鈍ったと考えておくべきです。
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