◆今週11/24-28為替相場見通しです。先週末は中国人民銀行による予想外の利下げに加えECBドラギ総裁が追加緩和を示唆したことで「ユーロ安+株高」となりました。国内でも日銀が追加緩和に踏み切っており、ECBも追従の構えを崩さずで世界的に株式市場の支援材料が目白押しとなっています。今週は国内では選挙戦が話題になりそうで、消費増税やネガティブサプライズとなったGDPを中心にアベノミクスを攻撃する野党VS「他の道があるのか」とする安倍自民党との醜い言い争いを見ることになりそうです。相場は「解散→投開票は堅調」とのアノマリーや季節要因に支えられ株式市場を中心に堅調とする予想が目立ちます。円相場は先週麻生財務相が「円下落のテンポが速い」と牽制発言をしており、非常に強い円先安観のなか牽制警戒で上げ渋るかに注目しています。指標では日米インフレ指標や米第3四半期GDP改定値、日銀金融政策決定会合議事要旨など金融政策に影響を及ぼしそうな材料に注目しておきます。
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