◆15日の東京市場は敬老の日で3連休、ドル円相場は107円台前半で小動きに終始しています。ダウもFOMC待ち17,000ドル挟みで薄商い小動きとなりました。今週はいよいよ大注目のイベントFOMCが17日夜中3時に声明、その後イエレン議長会見とあります。相場の中心となっている米ドルに大きな影響を与えるイベントになりそうです。ここまでは「米早期利上げ観測」を背景としてドル買いが加速してきましたが、米ドルも米金利も急上昇するなかで本当にFRBがわざわざ「利上げは近い」と宣言してくるのか疑問もあります。予想外にハト派だった場合にはドルが一時急落する可能性もあります。それでも最終的には欧日と米の金融政策の方向性は真逆であることには変わりないということで基本的なドル高+米金利高のトレンドは長期的に続きそうです。問題は期待で買っての事実売りで大きめの調整が起きるかどうかでしょう。
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