◆22日は市場の注目を集めたジャクソンホール講演でイエレンFRB議長やドラギECB総裁が発言をしています。米利上げ時期が市場のテーマとなる中、イエレン議長は「労働市場には依然として多大なスラックが存在」とこれまでの発言を繰り返しているものの、全体の発言を振り返ってみると市場のコンセンサスより「ややタカ派=ドル高」の印象を受けました。いよいよ利上げを先延ばしすることに限界が来ているという印象を受けます。ドル円相場はイベントを受け乱高下となりましたが下落することは無く103円台後半でクローズ、一時104円台に乗せる場面もありました。ドル円は年金筋や国内外長期資金が入るものの、104円の上でも買いが続くのか注目しておきます。年金はあくまでも下支えであることから、買い遅れ組が買い終わればあまり上値を伸ばせなくなるでしょう。
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