◆31日のNYダウは317ドル安、独DAXは186ポイント安とそれぞれ暴落をしました。為替市場では米長期金利が下げなかったことで目立った動きなく、ダウの暴落に円買いで反応しなかったのは少なくとも過去5年以上で経験がありません。為替市場はアルゼンチンやエスピリトサントなどのリスク回避要因よりも、米雇用関連の好材料による米早期利上げ観測→米長期金利堅調のほうを見ているようです。また海外勢が円売りポジションをあまり持っていないのかもしれません。かなり読みずらい展開、今後何があっても円安という流れになると一番困るのは日本経済と本邦当局ということになりそうです。一応ややドル買いの流れ継続のまま今晩の米7月雇用統計待ちとなります。円相場は読みずらい展開が続くでしょう。
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