◆16日の欧米市場では、米経済指標が軒並み予想を下回ったことで「ドル売り」となりました。終盤にはウィリアムズサンフランシスコ地区連銀総裁がタカ派発言をしたことでドルが買い戻されています。ドル円は102円台前半、豪ドル円は100円台前半で豪ドルの弱さが目立つ展開が継続しています。豪ドル米ドル週足チャートを掲載しましたが、1.0割れ以降綺麗に下落しており豪ドル円もこれに引きずられる展開となっています。豪ドル相場は対米ドルでRBAのいう「歴史的高値水準」である1.0-1.1レベルから下落しており0.95前後であればどんどん利下げとはならず、口先だけでハト派発言を繰り返すことになりそうです。あと一段の利下げ2.5％までは目先ありそうですが、それ以上の利下げはせず長く据え置き様子を見る展開となりそうです。

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