◆今週2/11-15為替相場見通しです。先週末は麻生財務相が衆議院予算委員会にて「為替がわれわれの意図しないぐらいに78円とか79円とかだったのが、いきなり90円なんてことになった」と発言したことを受け一気に円が買い戻される展開となりました。今週モスクワで開催されるG20を睨んでの発言なのか、直近の日中関係やルー次期米財務長官の指名承認に向けた外交戦略の一環なのかはよくわかりませんが、今までと反対の発言を突然しており「市場との対話」を重視していることから無意識な発言とは考えにくいところです。前回ドル円急落を招いた甘利発言なども突然かつ昨日までと反対のことを言ってきているので「意図があってやっている」と見て良さそうです。こうした要人発言に円相場は振らされている格好ですので、今週もモスクワG20、ルー次期米財務長官の指名承認、日銀新総裁人事絡みでの要人発言に注目しています。ドル円は89-94に入り込んだとみて89円まで買い下げます。豪ドル円はさらに間隔を空けて1円毎に5枚で最大50枚まで買持ちし様子を見ます。ドル円も豪ドル円も90円割れくらいまで下げてほしいですね。
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