◆本日11日は市場で注目を集めている「ギリシャ2013年予算案採決」が行われます。無事に可決となれば、12日12日ユーロ圏財務相会合にて第2次金融支援11月分融資315億ユーロ承認となりそうです。当然、ギリシャ国内では「緊縮財政受け入れネタ」になるため暴動なども懸念されています。市場では「どうせ最後は助けるんでしょ?」というのがコンセンサスで過去にも実際「破綻なき先送り」が繰り広げられてきましたので、どこかでバランスを崩して急激に「ギリシャ破綻、ユーロ圏離脱懸念」が極端に高まるとショック的にリスク回避が起きる可能性もわずかにあります。来週一杯11/12-16は油断せずに次回融資決定を見守りたいですね。ユーロ円や豪ドル円はこれに注意を払いながら万一に備え慎重に買いを入れたほうが良さそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。