まもなく大注目の米10月雇用統計が発表されます。市場予想は10月失業率が7.9%、10月非農業部門雇用者数が12.5万人増となっています。失業率が7.9%と市場予想とイコールだった場合には、前回に続いて7%台ということで好感されるはずです。8.0%は反応しずらく8.1%は悪い結果。加えて非農業部門雇用者数を見て行くことになりますが、こちらは15万人以上の増加であれば好感されそうです。逆にひとけたの伸びに留まると悪い結果、この場合は失業率の結果次第で失望になりそうです。市場では大統領選を睨んで良い結果が出るとの思惑があり、すでに買い上げてきていますから、結果を受けて急騰すれば格好の利益確定のタイミングにもなります。今日の高値が当面の高値で年末に向け円高というシナリオもゼロではありません。直近の相場が簡単すぎたことからも、楽観し過ぎないで行きたいですね。
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