本日の日銀金融政策決定会合で発表された内容をまとめました。・資産買い入れ11兆円増額・ETF5000億円拡大・社債3000億拡大・政府、日銀デフレ脱却共同文書となりました。まず・資産買い入れ11兆円増額・ETF5000億円拡大・社債3000億拡大については市場予想の下限となり失望売りで反応しています。前回に続き前原大臣が会合に乗り込み「政府、日銀デフレ脱却共同文書」を発表しデフレ脱却を強調しましたが、いまさらデフレ脱却へ強い決意っていわれても・・・と、市場では冷ややかに見られています。今回の「11兆円増額」も市場予想の10兆円を意識した感がありますが、11兆では10兆1円と言っているのと変わりありません。今回の展望リポートや先日のさくらリポートなどで異例なほど下方修正し、財政の崖と日中関係がリスクと言っているわけですから「震災復興が遅れる中、現状の水準は看過できない」といって介入してしまえばびっくりしてドル円84円まで小額で行けると思いますが、いつも大金使って効果のない介入するよりもたまには結果を出して欲しいですね。ドル円は200日線を下回ったまま戻りがなくしばらく円高方向かもしれません。どこまで下げるか確認する11月相場になりそうです。
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