10日の欧米時間は材料なくまた超のつく閑散相場となりました。NY時間でさえレートが止まって見える時間帯がありました。朝方には「S&Pがスペインを2段階格下げ」BBBプラス→BBBマイナスへ2段階格下げしています。S&Pはこれでジャンク級の一歩手前となっています。すでにジャンク級寸前となっているムーディーズも今月中にスペインの格付けを見直すとの報道があり、万一格下げになると確実にジャンク級になってしまうため注目が集まっています。ダウは2日連続で100ドルを超える下げ、日経平均も2日で大幅安になっていますが、為替市場でのリスク回避は限定的で円高も特に加速していません。かといって円安にもならずで方向感のない閑散相場が続くとみています。昨日はS&P格下げが朝方の5:40頃でしたが、もっと良い時間帯に大きな材料が出るのを待ちたいですね。ユーロドル相場は今日も200日線の攻防です。
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