昨日、日足チャート「下髭陽線」となった豪ドル円はここまでは堅調に推移し82円台前半に乗せています。まずは今日のNYクローズで82円台をキープできると日足雲の上限を上抜ける展開となります。8月の高値83円台半ばを抜けられれば一気に85円、逆に80円割れなら相当ネガティブなチャートになってきます。来週の豪ドル円相場注目材料は18日(豪) RBA議事録と19日(日) 日銀金融政策決定会合となります。RBAは今後当面の間「豪ドル高けん制」を続けると見ています。ただし、13日にFRBが打ち出した事実上「無制限」のQE3は強力で豪ドルドル相場は下がりにくそうです。RBAは当然「利下げ」を匂わせることで豪ドルを安くしようとしますから、とにかく本邦政府・日銀が対応しないと円高は阻止できません。将来的には、QE3からインフレ→海外が利上げの流れにならないと本格的な円安にはなりません。ただし、何年か後にそれが実現しそうになった時には買い場が遠い過去になってしまうので難しいところです。豪ドル円投資戦略としてはすでに買い持ちをしていますので、高値は追わず70円台で安値拾いを続けたいと思います。
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