31日に注目を集めたジャクソンホール講演から一夜明けました。講演で最も投資家の印象に残ったのは労働市場に「深刻な懸念」との見方を示したことかと思います。個人的に同じ個所がもっとも気になりあえて「深刻な」とか「重大な」と強調していることでQE3へ相当なやる気を感じます。スタンスに変化なし=リスク回避ドル買いで入っていた参加者もこの発言あたりでショートポジションの買い戻しを迫られたと思います。FRBの場合は一言一句「完璧に用意された原稿」になりますので無意味な強調ではないと考えています。QE3への大義名分を並べ始めた印象で「地固め」と言えそうです。欧州債務問題関連でこの秋パニック相場になればリスクポジションを取り易くなりますが、現状レベルだと欧州ビックイベント横目にとなりますので、長期のポジションを仕込むタイミングが難しそうです。デイトレードは+21万でした。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。