25日の欧米市場では、スペイン大手銀バンキアが190億ユーロの支援要請との報道でスペイン政府が予想していた90億ユーロを遙かに上回る支援要請となりました。またカタルーニャ州政府も資金調達市場へのアクセス支援を要請しています。これに対してスペイン政府が対応できるのか?不安が広がっています。ユーロドル相場は週末ショートカバーや買い戻し気味に推移した株価の影響もあり、一時1.26台という場面がありましたが結局スペイン問題で安く引けています。ギリシャが再選挙待ちとなるなか、懸念されていたスペイン問題が債券利回りの上昇だけに留まらなくなりつつある状況です。こちらも解決にまた時間がかかる見通しから株価は安値圏、ユーロや豪ドルはもうしばらく軟調な展開を予想する参加者が多くなりそうです。5月も最終週になりますが、なんとか連勝に入って終えたいところです。
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