週末にキャンプデービッドで開催されたG8サミットで何も出てこなかったことで、6/17再選挙へ向けたギリシャのユーロ圏残留か離脱かが向こう1か月は大きなテーマになりそうです。G8首脳宣言ではとにかく「一致」や「合意」という文言が繰り返されますが、なかには「欧州各国が仲が悪いということで一致した」と取れるような「一致」まである始末になっています。この先1か月は「ギリシャがユーロを離脱するのか?」でもちきりになりそうですが、これは誰にもわからない事で予想する意味がなく見守るしかないかと思います。相場でもギリシャのユーロ離脱は「ユーロ買い+株買い」の材料になる可能性もあり、あたかも世紀末がやってくるような報道には注意が必要になりそうです。トレードではセリングクライマックス待ち、ギリシャの行く末よりも値動きを予想して戦って行きたいと思います。ギリシャが離脱した場合の値動きが予想不可能なのに、ギリシャが離脱か残留かを予想する市場関係者の行為はまったく無意味と言わざるを得ません。
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