9日の欧米市場では、ギリシャ急進左派連合組閣断念、スペイン大手銀バンキアが一部国有化など今週は材料難のなかギリシャ問題で連日リスク回避となりました。ギリシャは第3党である全ギリシャ社会主義運動(ベニゼロス党首)が組閣に入る見通し。これもすぐに断念し6/10に再選挙との日程が濃厚になっています。6月末までには一旦この問題の結論はでていることになりそうです。NYダウ6日続落、日経9000円割れでsell in mayの売りもいいところまで来たかと思います。ギリシャはユーロ圏離脱が決定的になった時が暴落の引き金になりそうですが、再選挙で反緊縮財政派が支持を広げても即離脱は考えにくく、この問題を引きずったままの相場が秋まで続きそうです。デイトレでは、東京からNY市場までダラダラとリスク回避になる中で、短期間に急騰・急落の場面はなくノーエントリーでした。ドル円が79円付近まで下げてくれれば今日が5・10日で仲値に向けて利益が取れるタイミングだっただけに残念でした。今日も欧米時間にチャンスを待ってみますがダラダラと動くだけであれば様子を見ます。
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