おはようございます。15日の欧米市場では、イタリア10年債利回りが再び7%台乗せとなったことを受けユーロが軟調に推移しました。米国では10月小売売上高、11月ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表され市場予想上回る結果となっています。ユーロドル、ユーロ円相場は戻り売りが良さそうですが、大きな戻りも無さそうで今週は様子見をみても良さそうです。欧州債務問題に関しては、以前からギリシャ計画的デフォルト→銀行手当→周辺国への波及阻止の流れで終了と予想していました。予想したとおりに進んではいるものの「欧州債務問題」ですから肝心のイタリアやフランスの国債利回りが下がって来なければ決着せず、悪化してしまえば「ユーロ解体」が浮上することになりますので正念場が継続しそうです。本日もイタリア、フランスなどの国債利回りの上下でユーロ中心の相場となりそうです。
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