2011年08月11日10:18
10日のNYダウはフランス格下げ懸念などを受け519ドル安でクローズしています。為替市場ではユーロの売りが目立ち全体的にリスク回避となりました。米国株は値幅を伴って乱高下となっていますが、日本株は絶対水準の低さから下げも限定的、ドル円・クロス円も介入警戒感から下げ止まっています。本日は米6月貿易収支、米新規失業保険申請件数が発表されます。欧州財政問題や米国の格下げなど非常に大きなテーマが相場を動かしていますので、目先はひとつひとつの経済指標の良し悪しでは、方向感を決める材料になりそうもありません。今後は欧州財政問題と米国では26日ジャクソンホールでのバーナンキ議長講演が材料になりそうです。株価は月末まで低迷しクロス円も同様のイメージ、ジャクソンホール待ちとなりそうです。欧米、日本、スイスともに政府や金融当局の動向にも注目したいと思います。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。