2011年07月27日10:41
26日は東京時間にドル安が進み、欧米時間には大きな動きはありませんでした。テーマになっている「米債務上限引き上げ問題」は進展がなく、期限になっている8/2にも合意しないとの見通しも出始めています。この問題にめどが立つまでドル安、合意が見えてくればドル買いとなりそうです。77円台で終値史上最安値更新となっているドル円相場は、今朝になっても野田財務相からは「マーケット注視する」のみに留まっていることから介入はなさそうです。過去には繰り返していた「断固たる処置」を意図的に使用しない以上、米債務上限引き上げ問題の成行を見てからになるのかもしれません。また8/5には米7月雇用統計が発表されますので、ドル全面安と言ってもこれが市場予想を上回ればドル円は一時的に上昇しそうです。本日や金曜日には月末で売れなかった実需の売りが損失確定で売ってくることが予想され、ドル円は上値が重そうです。本日も米債務上限引き上げ問題関連でドル相場中心となりそうです。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。