2011年03月26日14:07
こんにちは。25日のNY時間は、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受けドル買いが優勢となりました。ユーロ圏では個別の悪材料も常に抱えており、ユーロドル相場は4月利上げ観測が残るものの力強い上昇は望めない展開、むしろ6月末に向け米国の超緩和策終了による金融スタンスの変更が近づけばドル買いがじわじわと優勢になりそうです。米国の異例の超緩和策は「米雇用情勢」を大義名分としてきたため、3~5月の米雇用統計は金融政策に大きな影響を及ぼしそうです。これが明らかに改善していれば、緩和策を続行できない可能性が高まります。ドル円相場は福島原発などリスク要因が残りますが、欧米株とクロス円の地合いが強いため下げる場面も一時的となりそうです。6月に向けて82円超え、84円超えしていくと見ておきます。ユーロドル相場は高値圏で揉み合ったあと、ECBの利上げを通過すれば下落に転じるイメージで見ておきます。
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