2011年03月10日09:38
9日のユーロドル相場は、ECB金融政策や米雇用統計明けで材料難のなか17時過ぎにユーロ圏諸国の財政問題で急落1.3855まで下げています。その後は20時過ぎからECB国債購入観測や独1月鉱工業生産を受け買いが優勢になり1.3942まで上昇しています。ただし1.3950は前日に時間足でヘッドアンドショルダーのような足型が完成した際のネックラインでこれを超えられず1.39付近で前日の終値と変わらずにクローズしています。1日の値幅も87pipsと狭い1日でした。ドル円相場は83円台には乗せられないものの、82円台前半までは落ちてこず30~40銭程度の狭い値幅に終始しています。今月3日ECBの金融政策までは一応のテーマがあり、要人発言も相次いだことからユーロドルが上昇を続けましたが、ECBトリシェ総裁会見後は要人発言もなくなり利上げもサイクルでは無く1回とわかっているためテーマが無くなっています。中東情勢も不透明で様子見姿勢が強そうです。今日の欧米時間でも動くのを待ってみます。
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