【ユーロドル今週の勝負ポイント】3日、ECBトリシェ総裁会見受けユーロ相場が急騰！5分足チャートから売買ポイントを振り返る。

2011年03月06日12:26
28～4日の為替相場はイベント中心でしたが、3日「ECBトリシェ総裁会見」を受けたユーロ買いが一番のチャンスでした。私は何年も相場環境とチャートを見続け「どうすれば良かったのか？」を考え続けてきました。どちらかといえば今後の予想よりも「事後検証」に時間を割いてきたと思います。買えば良かった売れば良かった。利益確定しておけば良かった持っていればよかった。というのは日常茶飯事で永遠と続きます。そもそも直近最安値で買い、直近最高値ぴったりで売れる人間などいませんから常にこういった感情はあるものです。他にも終わったチャートだから思える結果論なのか？それとも事前に行動を起こせたはずなのか？を分けて考えることも重要かと思います。3日22:30-35のユーロドル相場は5分で80pips以上急騰しました。22:30ちょうどには米新規失業保険申請件数の発表があり、結果36.8万件はドル買い材料でユーロドル相場は下押しから始まりました。直後にトリシェ総裁会見で急騰したわけですが、踏み上げていく1.3960や1.3980あたりは覚悟を決めてしっかり買って行くべきでした。1.3960-70あたりではスピードが速く約定できなかったものの、1.3985あたりでは買うチャンスがあったので最低でも2ポジションは取るべきでした。下げてくるならさらに買い、ロスカットは1.3940レベルで良かったと思います。今回は2/18からECB関係者やユーロ圏中銀の総裁発言が足並み揃え「次回の会合で」とまで言っていましたので注目度は通常よりはるかに高かったと思います。動くと踏んで勝負に行くのが正解。

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