【プロはどのようなトレードをしているのか？】投資の世界でいうところの「専門家」は、決してどのような売買をしたかを明かさない不思議な存在？

2010年11月25日19:56
FX業界には「元○○銀行○○ディーラー」という肩書の人がたくさんいます。もの凄くいます。他にもコラムや相場の見通しを書いている人や、アナリストレポートを出している人。セミナーを開催したり、教室を開いたり、書籍を執筆するなど様々です。海外ではコーチなどとも呼ばれる彼らは俗にいう「専門家」です。個人投資家に関しては自分の経験も含め、どのようにFX投資の世界に入って来て、どのような考えでトレードを始め、どのような失敗をし、どのような行動パターンを取っていくのかおおむね想像できます。対して俗にいう専門家たちはどのようなトレードをするのでしょうか？そもそも相場の見通しを予想することが仕事でありトレードなど全くしないのでしょうか？

トータルの勝ち負けなどは他人のお財布ですから「どうでもよいこと」ですが、もし「予想上手のトレード下手」だった場合には色々と参考になると思います。私たちは彼ら専門家の成績や、昨日どこで買いどこで売りどこで損切りしたのか？その専門家がプロ時代の成績はどうだったのか？などを永遠に知ることなく進行していくわけですから不透明な世界ですね。スポーツであれば、野球解説者の現役時代の成績は皆が見てきた紛れもない数字ですし、柔道やボクシングの指導者や解説者はみな金メダリストや元世界チャンピオンです。でも「元○○銀行○○ディーラー」ってずいぶんお若い方もおられますが、成績が悪くてすぐに首になったのかもしれません。3カ月くらいトッププロのお茶くみをしただけでも「元プロディーラーとか元ファンドマネージャー」になりますからその不透明さはすごいものです。

と色々書いてきましたが、来年は当然明かされないプロのトレードをなんとか「今どんなトレードをしているのか？」探ってみたいと思います。一番興味があるのはやはり現役のディーラーやファンドマネージャーのトレードですね。他にもシステムでやっている人や、スキャルピングや両建てなどみんな色々なアイデアで日々戦っていると思います。私が過去に会ったなかで勝ち組の印象は「トレード参加日数が少ない」トレーダーが多かったですね。デイトレでもスキャルでもやる時はやるが、チャンスが来るまではずっと休んでいる人が多かったです。他人から学べる2011年にしたいですね。

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