2010年10月22日08:29
21日のドル円相場は東京時間午前中にガイトナー米財務長官の「ドルが対ユーロ、円でこれ以上下落する必要はない」と発言したと伝わると急騰81.84まで上昇する場面がありました。昨日も「記者が誇張しているだけでは?」と書いておきましたが、やはり実際の発言内容は「現在の主要通貨はほぼ整合的な水準にある」という内容。一応G20へ向けてのドル安牽制、中国も利上げを実施、日本も80円台でさえ為替介入しないことで「集合する準備が整った」模様。G20や事前に開催される予定のG7財務相・中央銀行総裁会議では結局「集まっただけ」になると思われます。細かい要人発言に振らされるものの方向感なく通過して行くと予想しています。ただし、週末リスクが高いですから一定のポジション調整は起きそうです。
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