【もうドル安の嵐が去るのを待つしかない】ドル円80円台突入も野田財務相を攻めても仕方がない。22日G20へ向け正念場、ここまでくれば応援あるのみ。

2010年10月15日02:57
こんばんは。夜中の2時半になりますが、この時間のドル円相場は81円台半ばとなっています。14日はシンガポール金融管理局(MAS)の取引バンド拡大を受けてドル安＋アジア通貨高となったことを受けドル円相場も一時15年ぶり80円台という場面がありました。また国会では野田財務相や菅首相が(円売り介入した日本が)まさかの韓国・中国名指し批判で介入警戒感が吹き飛んでしまいました。輸出企業にとっては厳しい水準が継続し、それに依存している町工場でも「ドル円レートが下落すると受注が止まる」ということで明日生きられるか？という深刻さ。しかしながらこの状況下で韓国のウォン売り＋ドル買い介入を批判しなければならないとは相当キツイと思います。たぶん首相や財務相もどれほど矛盾したことを言っているかくらいは分かっていると思います。やはりドル安の嵐が去るのを待つ以外には無いですから、G20から11月のFOMC～感謝祭～12月のFOMCとドル安大歓迎もコモディティなどのバブルは困るというなか、米国の緩和スタンスに変化がでてくるか、年内のドルショートカバーを待つ以外にはなさそうです。83円レベルまでの下手な介入は史上最安値更新の引き金になりかねません。エレベーターに乗り込む財務相に毎日記者が「介入は？」と詰め寄っていますが、追いつめてどうにかなる段階を超えていますし、本当に厳しいドル安です。仏の心で応援しましょう。決して悲惨な過去を繰り返さぬように。

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