【ドル円また年初来安値更新一時85円台】米第2四半期GDP速報値を受け下値を試す。7月シカゴ購買部協会景気指数、7月ミシガン大消費者信頼感指数など。

2010年07月31日11:34
こんにちは。30日のNY時間ドル円相場は昨年11月のドバイショック以来となる85円台へ下落する場面がありました。ドル円日足チャートからは7/12、14で89円台が重くなり、7/27、28で88円台が重くなりという風に綺麗に上値を切り下げながら下値トライとなっています。米経済指標の大幅悪化からバーナンキ議長の議会証言などからどうしてもドルの上値が重くなっています。昨日は一応野田財務省や池田副財務大臣が円高牽制の発言をしているようですが、ただちに介入などあるはずもなく神経質な駆け引きが継続しそうです。ドル円年初来安値更新のきっかけになったのは米第2四半期GDP速報値が市場予想の＋2.6％に対し＋2.4％となったことからでしたが、その後に発表された7月シカゴ購買部協会景気指数、7月ミシガン大消費者信頼感指数などは市場予想を上回り86円台半ばでクローズしています。今週のトレードは木曜で終了していましたので相場もほとんどみていませんでしたが、週末でなければ85円台半ばまでは下げていた可能性が高いと思います。来週以降も神経質なドル円相場で「突っ込み売りより戻り売り」スタンスの参加者が増えそうです。口座残高は1,048万へ。

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