2010年07月05日10:41
年初から半年以上継続していた「欧州諸国の財政問題」をテーマにしたユーロ売りですが、1日のロンドン時間から明らかな変化が見られました。2010年前半はギリシャを発端とした欧州諸国の財政問題テーマにユーロは売られ続け、当然対ドルではドル買い、対円では円買いとなっていました。この円買い+ドル買い+ユーロ売りがこれまでのリスク回避行動となっていました。ユーロドル相場ではユーロ売りが優勢でドルは買われ続けたということになります。欧州諸国の財政問題とは別にもう一つの背景として「米国の利上げ観測」というのがありました。早ければ年後半、遅くとも来年とみられていた米国の利上げはここへきて急速に後退、直近のFOMCでも景気認識を下方修正し、直近の米経済指標は住宅市場を中心に軒並み悪化しており米長期金利は急低下→米国の利上げ観測が「利上げどころではない」というレベルまで後退し、逆に「2番底懸念」が浮上する展開に変化しました。こういった環境を背景に「ユーロ圏は引き続き良くないがドルも買えない」となり、今度はドル売り優勢に変化しています。他にも米独立記念日3連休前であったことや、米6月雇用統計を控えていたことで一時的にユーロのショートカバーが強まった可能性も否定できず、今週はドル売りの流れが継続するかに注目をしておきます。先週末に発表された米6月雇用統計は6月非農業部門雇用者数が-12.5万人、6月失業率は9.5%となりました。失業率に関しては注目度が低く、6月非農業部門雇用者数は市場予想を若干上回ったことから発表直後のドル円相場は買いで反応88.20付近まで上昇する場面がありました。それでも国勢調査を除く民間部門の雇用者数では11.0万人増の予想が出ていたにも関わらず、結果は8.3万人増となり積極的にリスクを取って行く方向には動いていかない相場となり、乱高下して87円台後半で先週の取引が終了しています。今週は重要な経済指標の発表は少なく6日米6月ISM非製造業景況指数が発表されるものの、個人的には注目をしていません。金融政策では6日RBAキャッシュターゲット、8日にBOEとECBが金融政策を発表する予定となっています。5日月曜日は米独立記念日の振り替えで米国は休場、トレードでは火曜~木曜日の欧米時間を中心に参加します。それでは今週も頑張りましょう!※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。口座残高は1,100万へ。
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