【人民元切り上げなし】中国人民銀行、21日対ドル基準値6.8275元で先週末と変わらず。G20へのパフォーマンスでしかなかったか。

2010年06月21日11:40
こんにちは。21日東京時間のドル円相場は、週末に発表された「人民元相場の柔軟性を一段と高める」と中国人民銀行が表明したことを受け、10時過ぎに発表される21日人民元対ドル基準値に注目が集まりました。予想はおおむね小幅な切り上げでしたが、先週末からまったく切り上げは無く円買いやドル売りになっていた参加者の買い戻しが強まっています。結局のところ「G20へのパフォーマンス」という側面が強く、米国などがうるさいから一応という雰囲気になっています。今後は緩やかな人民元の切り上げが予想されていますが、円相場へのインパクトは一旦これで終了とみています。欧米時間にも主だった指標の発表は無く、欧米勢がどのように入ってくるかと問題のハンガリー・米国の金融政策に注目をしています。ハンガリー中銀もわざわざ悪材料を提供してくることもないでしょうからまた「閑散こう着じり高」なのかもしれませんね。最近はショートで参戦したときのほうが短期で大きな利益になっていますので平和な展開の時はできるだけ様子をみて、次のチャンスをじっくり待ちたいと思います。ほんとうに上げて行くのには時間がかかりますが、下げる時は速いですね。ねずみが一斉に逃げだすような時のほうが利益になりやすい気がしています。口座残高は1,042万へ。

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