米12月貿易収支-402億ドルにドル円89.24まで下落、バーナンキFRB議長公定歩合引き上げ「遠くない」にドル買い＋98,000円。

2010年02月11日11:04
おはようございます。10日のドル円相場は5・10日連休前仲値で買われ90.05まで上昇、その後ロンドン時間は方向感なくNY時間に米12月貿易収支-402億ドルが発表されると89.24まで下落、日本時間0時ころバーナンキFRB議長が証言原稿で「公定歩合引き上げ遠くない」が伝わるとドル買いとなりそのまま高止まりしています。11日の東京時間は建国記念日休場で売り手もおらず、特に意味のない動きとなりそうです。ユーロドル相場は連日の「ギリシャ救済報道→即否定」の繰り返しで参加者もうんざりして来る頃かと思います。年初から色々なところで申し上げてきた米国の金融政策(出口戦略)ですが、「遠くない」という文言が出始めました。これが2010年の外国為替市場のテーマになってくると考えています。1月半ばからはギリシャなど欧州諸国の財政問題からユーロ売りが鮮明になりましたが、年間を通して潜在的なドル買い重要はあると考えています。

1月半ばに1.45レベルに位置していたユーロドル相場は本当に「ここから買うのはバカバカしい」という環境だったと思います。あらゆる意味で1月半ばからユーロドルの下落に賭けるのは手堅い選択だったと思います。一旦1.35台まで900ポイント程度下落し、ギリシャも救済されるかもしれないということで方向感がなくなっていますが、また年後半に向かって米国の利上げ観測がテーマになってくる場面が何度もありそうです。デイトレはドル円はイベントで売る以外はノーチャンス、乱高下していたポンドドルをショートで入り＋98000円でした。結果的には1.38台が一旦重くなていたユーロドルを売ったほうが良かったですね。今週はあまり利益になりませんでしたが、小さく勝ち負けしながら3週目・4週目あたりでまたドル円・クロス円が動くのを気長に待ちたいと思います。

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※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は必ずご自身でお願いしたします。