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代表的なチャートパターン「ダブルトップ」「ダブルボトム」に見られる多くの勘違い。相場が動くメカニズムを把握しましょう。

EURUSD20090618T時間足チャート
※この記事はFX投資歴6か月以内の初心者の方向けに作成しています。

チャートを分析する上で「チャートパターン」は欠かせない要素かと思います。実はこのチャートパターンは「なぜ機能するのか?」をよく理解することで、予想の精度を上げることができます。また、チャートパターンの重要度に関して、非常に多くの勘違いが見られますので、ここに「チャートパターンが機能する理由」とともに簡単に解説しておきます。例に挙げたのは直近のユーロドル時間足チャートですが、1.3750付近で綺麗なダブルボトムを形成しています。ネックラインは1.38レベルでこれを上抜けると上昇しています。まず非常に大きな勘違いが見られるのは、チャート足型が「W」や「M」の字になったら、すべてダブルトップやダブルボトムかと言えば個人的には違うと思います。

そもそもダブルトップとダブルボトムというチャートパターンは「トレンド転換点」の代表的なチャートパターンです。つまりチャート足型が「W」や「M」の字になるまでに、大きな上昇トレンドまたは下落トレンドが発生している必要があります。上昇トレンドの山の頂上に発生するのがダブルボトム、下落トレンドの谷底に発生するのがダブルボトム、それ以外は○○気味というだけで「何でもない」と考えて良いかと思います。この時点でダブルトップやダブルボトムは、皆がイメージしているほど頻繁には発生しません。大きなトレンドが発生し、転換するときすべてがこの型ではない以上、トレンドの発生回数>ダブルトップ、ダブルボトムの回数となるはずです。

ではなぜダブルトップ、ダブルボトムは機能し、事前にトレンドが必要なのか?例えば今回のユーロドルチャートの例では、12日の1.4780付近から1.3750付近まで下落トレンドが継続しています。実に1,000ポイントの下落ですから短期・中期のトレーダーの売りポジションが溜まっています。売った当日に売りポジションを決済(買い戻す)するトレーダーもいれば、数日間ホールドしているトレーダーもいます。大きな利益を狙って売ったままのトレーダー達は、1.3750レベルで売っても下がらなくなり、ダブルボトムらしきものを形成し始め、ネックラインの1.38レベルを明確に上抜けされると「やばい」ということで多くの売りポジションを持っているトレーダーが利益確定の決済「買戻し」をしてきます。

その決済の買いが上昇に弾みをつけてダブルボトムが形成されます。このメカニズムから考えても、事前に売りポジションが溜まっていなければ、反対に動く推進力も生まれにくいと考えられます。トレンドの発生回数>ダブルトップ、ダブルボトムの回数ということで「非常にめずらしいもの」という意識を持ちましょう!

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は必ずご自身でお願いしたします。

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