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おはようございます、6日~10日の外国為替市場ドル円相場は週足では「ほぼ十字線」となり株価とあわせて「思ったより下げない」という印象を受けました。株価に関してはずっと上昇してきたこともあり、イースター休暇に向けた利益確定売りや米銀決算への警戒感から一時売られる場面がありましたが、ウェールズファーゴが好決算の見通しということで大幅反発し高値圏を維持したままクローズしています。2008年は「リスク回避=円買い」という圧倒的に共通認識となっていたテーマがありましたが、それも2009年1月までで2月~3月は円との金利差縮小が終わりに近づいたこと、どの国も低金利に突入したことで「何を軸にして良いかわからない」という雰囲気になりました、マーケット参加者は様子見姿勢を強めてきましたが、3月後半~現在までは「リスク回避=円買い+ドル買い」という連想に結局のところ落ち着いています。今現在のマーケットは株価が大きく下げれば「円買い+ドル買い、ユーロ売り+その他通貨売り」、株価が大きく上げれば「円売り+ドル売り、ユーロ買い+その他通貨買い」という反応で固まりつつあります。結局は全体が低金利な中でも「円とドルが低金利通貨」、「欧州通貨とオセアニア通貨などがリスク嗜好通貨」と考えるしかないというところに落ち着きました、これに関しては大口参加者の間では共通認識になってきたと思います。ではドル円はリスク嗜好、リスク回避に対してどう動くのか?ですが、おおむねクロス円についていく傾向が強いです。ドルのストレートとは逆の動きになっていることも多かったですね、しばらくはこの傾向を軸に相場予想を組み立てて行けばわかりやすいと思います、非常に大切なことですね^^来週は火曜~金曜が勝負です、頑張りましょう!
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。