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こんばんは、6日~10日の外国為替市場ドル円相場は「一旦目先の天井をつけに行く」展開を予想しています。具体的な目安に関しては再三申し上げている通り、週足レジスタンスラインにぶつかったところが正念場、個人的にはこのレジスタンスのレベルで一旦緩んでくると予想しています。ただし週足のレジスタンスなので切り下がってくるのもゆったりとしていてすぐにぶつかるかどうかは不透明、それでも中期的なイメージとして上記のように予想しておきます。日足ではずっと引いてきたサポートラインを見ておけば良さそうです、ドルと円は一緒に動くため難しい相場になりやすい環境ですが、日足・週足の大きなポイントを押さえておけば対応できると思っています。日米株価もクロス円相場を占う上で引き続き重要な材料となりますが、こちらもドル円の中期予想と同じ動き、実体経済に不安がありながらも「下げ止まり感」から反発をしていく相場では「株価が高くなってくると不安になって悲観論が多くなり、株価が安くなると突然楽観的になり底割れをしない」という展開になります、これが人間心理ですね。したがってクロス円相場は中期的(4月後半~5月)に円高になる局面では押し目買い戦略が有効かと思います。もうひとつ、以前から推測で申し上げていましたが、やはりファンド勢がまったく力がなくなりマーケットを動かす力を失っています。そのため「100円をブレイクしても勢いよく上昇しない」という展開が多くなります、先日の東京時間100円ブレイクも当然このレートなら実需の売りはでます、それに対して投機筋の力が弱まっていますから「実需の影響が大きくなる」のは自然かと思います、加えてそれを生き残っているトレーダーが察知していますので「売り抜けるのが早い」という環境も色濃い気がします、生き残っている投機筋やトレードが上手いトレーダーは「サッと流れに乗って、サッサと利食う」から自然に「行ってこい」も多くなります、目に見えるテクニカルなものだけではなく、目には見えないマーケット参加者の変化も前提にしておきたいと思います。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。