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こんにちは、3.9~3.13の外国為替市場では12日(米)2月小売売上高、13日(米)1月貿易収支、(米)3月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が発表されます。今週から夏時間が適用され米指標の発表時間が1時間繰り上がりますので注意が必要です。またNZではRBNZオフィシャル・キャッシュレートの発表がありますので今回据え置いたRBAに続くのか注目をしておきます。マーケットの関心が株価に集まっており「為替どころではない」という環境が金融市場では継続しそうです。米大手金融機関とGM問題も継続しており、特にGMに関しては救済も不透明今月中に波乱要因となりそうです。2月後半に完全に優劣のなくなったドル・円・ユーロの力関係に「変化」が出るのをしばらくは待つ展開となりそうです。現状では政権交代などを完了すれば最後は消去法的に「再度円買い」とならざるを得ないかと考えています。ところが野党第1党も揺れており引き続き不安定な政局が嫌気されて方向感のない円相場に当面はなりそうです。ドル円日足チャートからは先週の高値99.68と金曜の安値96.57に注目をして、月曜以降どのような足型が形成されるかを見ておけばよいかと思います、ユーロドルもあと一回ECBの利下げがありそうという状況ながらも米国・ユーロ圏ともに景況感悪く、金融機関もぼろぼろという環境はおあいこで優劣付かず1.25-1.3の中でいったり来たりと予想しています。欧州通貨はポンドの利下げ局面がほぼ終了したことで、ユーロもあと一回程度の見込みですから、金利差縮小というテーマも薄くなっていき、為替トレーダーはさらに手掛かり難となるなか、どこが先に不況脱出の入口に立つかに注目されはじめると思います、今はその過渡期ですね。円に関しては政権交代後にある程度期待できる政府になった場合には比較的早く買われやすくなると予想しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。