10:31
おはようございます、2月も最終週23~27日のドル円・ユーロドル相場の見通しです。マーケットのメインテーマは17日に再建策を提出したGMとクライスラーを最終的にどうするのかに注目が集まっています。リーダーシップはオバマ政権ガイトナー財務長官とサマーズNEC委員長で「とりあえずは徹底的にリストラしなさい」ということになっています。会合が開かれるたびに憶測が流れますので完全に決着するまでは大きな材料になりそうです、GM傘下のサーブが事実上破たんしただけで大きな影響がありましたから注意しておきます。日足チャートからは先週は1.27割れショートを推奨したユーロドルは「レンジに入りそう」だと予想しています、米銀の国有化懸念や週末のショートカバーに値を戻してクローズしていますがユーロとドルの優劣に決定的な材料がない以上「どちらも買えない通貨」となるかと思います。ユーロは3月5日に利下げの可能性が濃厚でここは利下げをしてくると思います、2月も最終週ということは金融政策の日程が迫っており、欧州での悪材料が出るたびに「利下げ観測浮上」でユーロの上値を押さえこまれそうでユーロドルが週明けからどんどん上昇していくことは考えにくいかと思います、結論は揉み合いながらもやや下方向を意識、上値は相当重い。ドル円はクロス円と共通しますが米国勢のレパトリが継続しておりクロス円は売り込まれにくい地合いになっています、ドル円日足をみれば92.50がポイントになることは明らかでこれを割り込むまでは高値揉み合いを予想しています、上は年初来高値94.65を抜けれるかに注目が集まっています、このところのドル円相場は週に2日程度は大きく動く場面がありますね、サーブのネタ以外はNY時間に山場が訪れているので今週もNY時間に注目をしておきます、レパトリやM&A関連とみられる玉がからみファンダメンタル的な予想は難しいですから今週も引き続きチャートのポイントを頼りにトレードをしていきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。