これは「リスク許容度」という考え方が円キャリートレード全盛期にできてしまったためです、通貨の基本的な概念だと「悪材料・株価下落の国の通貨は売られます」なぜ円だけが買われるのか?2001~2007年は円だけが超低金利だったことはご存じかと思います、スイスが2番目でそれでも2.75%でしたから0%とか0.25%は突出していました、世界中の投資家たちは余ったお金を「円売り外貨買い」にしておけば金利差から大きな利息がもらえる時代でした、これが解消されるのを「円キャリーの巻き戻し=円買い」と言われていますが、円の場合は日本の景気を反映しない通貨となってしまったということです、世界中で「株が下げれば円を買う」という連想が習慣のようになった結果といえます、永遠にこの法則が継続するわけではないのですが、円キャリー解消のイメージが解消後でも残っているためです、俗言う「リスク回避の円買い」というのがこれにあたります。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。