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おはようございます、外国為替市場ではクリスマス休暇が08年のラスト、明日29日から本格的に新年度ということで非常に重要なテクニカル分析の話をしておきます。基本的なチャートの見方にはいろいろありますが、サポート・レジスタンスラインをブレイクして順張りでついていくデイトレードの場合、個人的に最も重要視しているのが三角持ち合いからのブレイク、中でもサポート・レジスタンスを平行に引くことができるアセンディング・トライアングルとディセンディング・トライアングルです。実は08年の順張りはほとんどこのワンパターンで勝ち続けていたのです。あす以降09年もこのアセンディング・トライアングルとディセンディング・トライアングルをさらに極めて行きたいと思います。
最近の例からはユーロドルの日足チャートを掲載しました、これが1.31あたりからユーロドルのロングを推奨してきた理由です。見慣れてくれば簡単なのですが解説するとユーロドル相場は7月に高値1.6をつけ下落トレンドに転換しています、10月には1.23台前半まで下落→レンジ相場を形成しました、ところが12月に入ったところから明らかに下値が固くなり、下げなくなってきています、この時点でプロのトレーダーは「買いが強くなってきたな」とみな判断しています、その後1.30をそのまま上抜け1.31を抜けたあたりからアセンディング・トライアングルのレジスタンスブレイクとの判断が大勢を占め吹き上げていきます、これは5分チャートにしても日常的に発生している勝負パターンでZEROは「順張りするときには最重要視」しています、これに加えてマーケットの材料分析や金利動向をよく見ていますので、このパターンから負けることはほとんどありません。
ごく稀に「騙し」だった場合も1.25から下へ行く場合はまったく見当外れであることが明確にわかりますし、その場合は「特別な売り要因」があるものです、なぜならアセンディング・トライアングルからレジスタンスブレイクした場合にはプロのトレーダーはみなロングでエントリーしてきます、それを「跳ね返すほどの売り」となれば毎日デイトレをしていれば気づけます。テクニカル分析では「あまりマニアックにならず、難しく考えすぎず、基本を極める事」これが重要です、トライアングル以外はダブルトップやダブルボトム程度の知識があればそれ以上細かいところへ向かうよりも「基本を極める」ことを考えると勝率アップできます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。